21日にファイナルラウンドが行われた。イランとオーストラリアの対戦となった決勝戦は、バレーボールネーションズリーグ2019(5月31日~7月14日)でもブラジルに次いで2位(予選ラウンド/最終順位は5位)に入ったイランが、地力を発揮。3-0(25-14、25-17、25-21)で勝利し、1万人以上の観衆の前でアジア王者に輝いた。
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準決勝でオーストラリアにフルセットで敗れて3位決定戦に回った日本は、韓国と対戦。アウトサイドに柳田将洋、高野直哉、ミドルブロッカーに李博、高橋健太郎、オポジットは清水邦広、セッターは藤井直伸、リベロは古賀太一郎という布陣で臨み、清水が21得点、柳田が16得点をあげる活躍でチームを牽引。3-1(25-23、25-17、23-25、25-22)で勝利し、銅メダルを獲得した。
また、個人表彰ではベストアウトサイドスパイカーに石川祐希(2017大会に続き2度目の受賞)が、ベストリベロに山本智大(初受賞)が選ばれた。
最終順位は下記の通り。
1位. イラン
2位. オーストラリア
3位. 日本
4位. 韓国
5位. チャイニーズ・タイペイ
6位. 中国
7位. パキスタン
8位. インド
9位. カタール
10位. カザフスタン
11位. タイ
12位. インドネシア
13位. オマーン
14位. スリランカ
15位. クウェート
16位. 香港
上位3チームは10月1日(火)から始まるワールドカップ男子大会でも対戦する。
・10月9日(水)日本対オーストラリア
・10月13日(日)日本対イラン
MVPに選ばれたエドガー・トーマス(JT/副主将)はVリーグでもお馴染みの選手。ワールドカップに続き、10月26日(土)に開幕するVリーグでも迫力あるプレーが見られるはずだ。