男子ワールドカップ出場メンバーが決定!

日本バレーボール協会は、25日(水)に東京でワールドカップ前の会見を開き、10月1日から始まる男子ワールドカップ出場メンバーを発表した。アジア選手権に出場した14名に加え、久原 翼、大竹壱青の2選手を追加招集した理由を、中垣内祐一監督は「ワールドカップは2週間で11試合を戦う過酷な大会。アジア選手権(9日間で8試合)から帰国して間もないこともあり、選手のコンディションを維持するために2名を追加した。東京五輪に向けた選考の1つという意味合いもある」と話した。(久原と大竹は福岡で合流)

今大会では登録メンバー25名から毎試合24時間前までに最大14名の選手を登録することができる。男子日本代表は、下記の16名を中心に、試合ごとに14名を選んでワールドカップに挑む。柳田将洋キャプテンは「目標はメダル獲得」ときっぱり。エース石川祐希を中心に、高速で立体的なコンビバレーに注目だ。

1 清水邦広(パナソニックパンサーズ/オポジット)
3 藤井直伸(東レアローズ/セッター)
4 大竹壱青(パナソニックパンサーズ/オポジット)
5 福澤達哉(パナソニックパンサーズ/アウトサイドヒッター)
6 山内晶大(パナソニックパンサーズ/ミドルブロッカー)
8 柳田将洋(United Volleys/アウトサイドヒッター/キャプテン)
10 古賀太一郎(ウルフドッグス名古屋/リベロ)
11 西田有志(ジェイテクトSTINGS/オポジット)
12 関田誠大(堺ブレイザーズ/セッター)
13 高野直哉(堺ブレイザーズ/アウトサイドヒッター)
14 石川祐希(Kioene Padova/アウトサイドヒッター)
15 李博(東レアローズ/ミドルブロッカー)
16 高橋健太郎(東レアローズ/ミドルブロッカー)
17 久原 翼(パナソニックパンサーズ/アウトサイドヒッター)
20 小野寺太志(JTサンダーズ広島/ミドルブロッカー)
22 山本智大(堺ブレイザーズ/リベロ)

【日本男子の試合日程】

<福岡県・マリンメッセ福岡>
10月1日(火)vsイタリア
10月2日(水)vsポーランド
10月4日(金)vsチュニジア
10月5日(土)vsアメリカ
10月6日(日)vsアルゼンチン

<広島県・広島グリーンアリーナ>
10月9日(水)vsオーストラリア
10月10日(木)vsロシア
10月11日(金)vsエジプト
10月13日(日)vsイラン
10月14日(月・祝)vsブラジル
10月15日(火)vsカナダ

※日本戦は全試合19:20開始。フジテレビでライブ中継あり。

秋季関東大学男子1部リーグ戦/前半戦が終了。日体大と日本大の躍進で混戦の展開に

9月7日(土)に幕を開けた秋季関東大学男子1部リーグ戦は、前半戦6試合が終了。春季リーグ戦の上位6チームと下位6チームが対戦する前半戦では、上位チームが白星を重ねてもおかしくないが、下位チームの健闘が目立ち、順位争いは混沌としている。しかし、そういう状況の中でも取りこぼしをしない早稲田大が首位を譲らず。1敗で東海大が追う展開となっている。

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アジア男子バレーボール選手権/日本は銅メダル獲得。石川祐希がベストアウトサイドスパイカー、山本智大がベストリベロに輝く

21日にファイナルラウンドが行われた。イランとオーストラリアの対戦となった決勝戦は、バレーボールネーションズリーグ2019(5月31日~7月14日)でもブラジルに次いで2位(予選ラウンド/最終順位は5位)に入ったイランが、地力を発揮。3-0(25-14、25-17、25-21)で勝利し、1万人以上の観衆の前でアジア王者に輝いた。

※この記事に掲載の全ての写真はAVC

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バレーボールにおけるポジションごとの特性と役割 〜その1 セッター編〜

女子のワールドカップが開幕しました。会場で、テレビで観戦している人も多いと思います。

かつて女子が2回、男子が1回オリンピックで金メダルを獲得したこともあり、バレーボールは学校体育にも取り入れられたため、日本人にとってなじみ深い競技といえるでしょう。また、3回以内に相手に返し、ボールを落とした方が負けというシンプルでわかりやすいルールだけに、今でも人気のあるスポーツです。しかし、シンプルなだけに、そのポジションに関して深くは知られていないと思います。

この企画では、バレーボールにおけるポジションごとの特性を紹介していきます。第1回はセッター編です。

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男子にもあるか。石川真佑のような新戦力の起用

9月14日(土)にバレーボールのワールドカップが幕を開けた。ドミニカ共和国に勝利し、幸先のいいスタートを切った日本女子は、翌日のロシア戦でも接戦を繰り広げた。その立役者となったのが石川真佑(東レ/19歳)だ。初戦はリリーフサーバーだったが、ロシア戦では途中出場で攻守に力を発揮。「気持ちを立て直して臨んだ」という第2セット以降、会場を大いに沸かせた。そして、第3戦の韓国戦ではスターティングメンバーに名を連ね、チーム1の17得点を挙げた。

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