ユニバーシアード夏季大会が開幕。男子バレーボール日本代表「攻撃力を武器に金メダルを目指す」

第30回ユニバーシアード競技大会が7月3日(水)にイタリア・ナポリで開幕する。男子バレーボール日本代表チームは6月27日(水)に合宿を終えて、28日(木)に行われた日本選手団の結団式に出席。士気を高めて、翌29日(金)に現地へ向かった。競技は5日(金)から始まるが、日本は5日に試合がなく、6日(土)が初戦となるため、その間に韓国、ウクライナなどと練習ゲームを行い、チームを固めて本大会に臨む。
バレーボールのメイン会場のエーボリはナポリから車で1時間半近く離れていることから、日本チームは選手村には入らず、バレーに出場する他国のチームと共に、エーボリまで30分強のサレルノのホテルに宿泊。3日の21時(日本時間4日4時)から行われる総合開会式にも参加しない。

若いチームの爆発力に期待!

ユニバーシアードは大学生、及び卒業後2年以内(年齢制限あり)の選手に出場資格がある。前回(2017年大会)は大卒2年目の高野直哉(堺/2019日本代表)、今村貴彦(パナソニック)、藤中謙也(サントリー)、福山汰一(ジェイテクト)をチームの核に据え、彼らを1学年下の山口頌平(堺/キャプテン)、兒玉康成(パナソニック)、久原翼(パナソニック/2019日本代表)、山本智大(堺/2019日本代表)が支える、社会人中心の安定的なチーム構成で銅メダルを獲得した。

今回は大卒2年目の石川祐希(パドヴァ)、小野寺太志(JT)、大竹壱青(パナソニック)がシニアに選出されているため、2学年下の高梨健太、勝岡将斗、小川智大、永露元稀(以上豊田合成)、樋口裕希(堺/2019日本代表)、小林光輝(ジェイテクト/キャプテン)がチームの核となる。彼らを支えるのは唯一の大卒2年目、郡浩也(ジェイテクト)と、現役大学生だ。郡は国際大会初代表の座を射止めて、やる気十分。屈託のない性格で、ムードメーカーとても存在感を発揮している。大学生の新井雄大(東海大)、宮浦健人、村山豪(以上早稲田大)、梅本鈴太郎(中央大)、樫村大仁(慶應義塾大)はいずれも3年生と若いが、次代を担う個性豊かなメンバーが揃った。

2017年に続き、日本代表チームを率いる松井泰二監督(早稲田大学)は「今回は金メダル獲得を目指してオフェンシブな選手を選んだ。前回と比べると若いチームだが、その分、可能性は大きい。しっかり戦略を立てて、十二分に(可能性を)引き出していきたい」と話し、松永理生コーチ、藤田和広アナリストとともにベンチワークに全力を尽くす考えだ。

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スピード、パワー、しなやかさなど全てにおいて高いポテンシャルを持つ村山。欧米の高いミドルブロッカーを相手にどんなプレーを見せてくれるか!

 

 

一戦一戦成長し、決勝にピークを持っていきたい

■主将・小林光輝選手の話

「多くのメンバーが昨年のAVC(アジアカップ/銅メダル)を経験していますが、樋口のポジションが変わったり、郡さん、永露、村山、梅本が新たに加わったりした中で、合宿を通してチームの約束事を共有し、練習試合を重ねて、チームとしてどのように戦うかが徐々に見えてきました。現地に入ってもコミュニケーションを大事にして、こういう場面ではこうしようということをじっくり話し合いながら、一戦一戦成長し、決勝にピークを持って行きたいと考えています。

攻撃力は世界に通用するものがあると思います。それを有効に使うにはサーブレシーブをしっかり返さなければなりません。海外のサーブに対してどのくらい対応できるのか。サーブレシーブがブレた時に、自分がどれだけ修正できるのか。そこが鍵になると思うので、しっかり自分の役割を果たすことと、12人全員の力で勝ち上がれるようコミュニケーションを図り、金メダルを目指します」

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小さな司令塔、小林。低身長ながら高い身体能力と技術を武器に、チームをまとめる

 

 

妹とともに出場を果たすことができて嬉しい

■最年長・郡浩也選手の話

「日の丸をつけてバレーボールができることを光栄に思っています。ユニバーシアードのメンバーに選ばれた時は嬉しくて、妹(九州共立大4年/陸上競技/円盤投げ・砲丸投げで活躍する郡菜々佳選手。円盤投げの日本記録保持者で、今大会には2種目でエントリー)にラインしました。チームでは1人だけ年上なので、最初は馴染めるかなと少し心配しましたが、合宿に参加するとみんなフレンドリーで、自分らしさを出すことができています。大学生も含めてみんな上手だし、しっかりしているので頼もしいです。僕は周りを巻き込むことが得意なので、チームを活気づけることが僕の役割という自負を持って頑張ります。もちろんプレーでも結果を求めて、チームに貢献したいと思っています。シニアに入ることを目指しているので、ユニバーシアードの機会をもらったことは自信になりました。本大会でしっかり成長し、シニアへの足がかりをつかめるように頑張ります」

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初の国際大会に挑む郡。初めて一緒にプレーをする下級生を多惑わせるほどの明るさは、ムードメーカーとして大きな意味を持つ

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