日本バレーボール協会は、7月5日(金)から13日(土)までイタリア・ナポリで開催されるユニバーシアード大会に出場する日本代表チームのメンバーを発表した。
1 高梨 健太(豊田合成)22歳 OH 189cm ※日本体育大学卒
2 勝岡 将斗(豊田合成)22歳 OH 182cm ※大阪産業大学卒
3 樋口 裕希(堺)23歳 OH 191cm ※筑波大学卒
4 新井 雄大(東海大学3年)20歳 OH 188cm
5 郡 浩也(ジェイテクト)23歳 OH 195cm ※日本大学卒
6 宮浦健人(早稲田大学3年)20歳 OH 189cm
7 村山 豪(早稲田大学3年)20歳 MB 191cm
8 梅本 鈴太郎 (中央大学3年)21歳 MB 193cm
9 樫村 大仁 (慶應義塾大学3年)20歳 MB 195cm
10 小林 光輝 (ジェイテクト)23歳 S 173cm ※早稲田大学卒
11 永露 元稀 (豊田合成)23歳 S 192cm ※東海大学卒
12 小川 智大 (豊田合成)22歳 L 175cm ※明治大学卒
チームリーダー/徳永文利(国際武道大学)
監督/松井泰二(早稲田大学)
コーチ/松永理生(TG SPORTS株式会社)
アナリスト/藤田和広(豊田合成トレフェルサ)
ドクター/白川展之(日本赤十字社日本赤十字社医療センター)
トレーナー/村本勇貴(かつしか江戸川病院)
※キャプテン/小林光輝
※OH=アウトサイドヒッター 、MB=ミドルブロッカー、S=セッター、L=リベロ
※年齢・所属は2019年6月9日現在
チームの核に小林、樋口、勝岡、小川
ユニバーシアード大会は大学界のオリンピックで、2年に1度、開催される。大学/大学院に在学中、もしくは今年/前年に卒業した選手が出場できる。台北で行われた2017年大会(第3位)に続き、指揮を執る松井監督は、その後も大学の大会の合間に強化の場を設けて個人のスキルアップに加え、世界で勝つためにはどのような行動を取るべきかを考えさせてきた。
中心となるのは今春大学を卒業し、社会人になった世代だ。2019ユニバーシアードを見据えて、昨年8月に出場したアジアカップでは、小林、樋口、勝岡、小川をチームの核に指名。準備期間が短かったにもかかわらず、各大学でキャプテンを務める4選手がリーダーシップとフォロワーシップを上手に取り合いながらチームをまとめ上げ、カタール、イランに次いで3位となり、銅メダルを獲得した。

この時にミドルブロッカーとしてフル出場し活躍した樋口が堺に入団し、アウトサイドヒッターに転向。その穴を埋めるべく新加入したのが村山だ。セッターの小林とは、早稲田大学で2年連続日本一を成し遂げた間柄であり、コンビに支障はない。大学界で1年からコートに立ち続けてきた宮浦、新井も3年生になり頼もしさが増している。このチーム最年長の郡、大学時代はオポジットとして活躍した高梨ら、攻撃力に定評のある選手にも期待がかかる。
「目指すは世界一」と松井監督。チームは5月30日(木)から6月6日(木)に合宿を行い、戦術の土台となるチームとしての約束事を確認。6月末にも合宿を行い、実戦形式の練習を積んだ後、6月28日に行われる結団式に臨み、本戦に挑む。
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