今年4月にプロバレーボーラーとなった石川祐希が、現地時間の14日にセリエAでのプロデビューを果たした。所属するEmma Villas Siena(シエナ)の開幕戦は強豪トレントとのアウェイ戦。ファーストポイントを石川のスパイクでシエナが取るも、試合はストレートでトレントの勝利となった。
<石川選手・試合後のコメント>
Q:プロ初戦、シーズン開幕戦を終えての感想をお願いします。
久しぶりにというか、プロ1年目として、こういう(=自分のコンディション良好で、且つスターティングメンバーとして)開幕戦からスタートできたということは非常に嬉しく思いましたし、このような環境(=新しいチームでの環境)で試合ができることをすごく楽しみにプレーできたと思います。
(チームとしての)内容に関しては、ゲーム中盤までは良いところまでいったのですが、終盤に離される展開が多かったので、そこでなんとか喰い下がるようにしなければいけないと思います。まだまだミスが多いチームではあるので、そこが無くなって来れば、より結果も出てくると思います。
また、“すごく悪い”わけではなかったので、相手も(強豪の)トレントですし、これから自分たちが勝たなければいけない相手が、来週、再来週と当たるので、そこでしっかりと結果が残せるようにポジティブに捉えていきたいと思います。
Q:個人のプレーとしてはどうでしたか?
スパイクに関しては、トータルで53%。シャット1本、ミス1本でした。 悪くはないと思いますが、そのミスをしたシャットされた場面が(内容として)良くなかったので、そこを今後の課題としてやっていきたいです。サーブレシーブでは、A・Bパスで60%ありましたが、相手コートに返ってしまったり、途中で乱れてしまったりしたので、そこをシーズン通して、安定して返していかないといけないと思います。
Q:これからシーズン長いですが、どんな気持ちで臨んでいきますか?
(1セット目の)1点目もしっかりと自分が獲ることができましたし、形としては非常に良い入りができたと思っているので、これからもっともっとパフォーマンスを上げていきたいと思いますし、活躍できるように、このシーズンを戦い抜いていきたいと思います。
Q:日本のファンの皆さんへ一言お願いします。
負けてしまいましたが、また来週しっかり気持ちを切り替えて勝っていきたいと思いますので、引き続き、応援宜しくお願いします。
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