柳田将洋がポーランド1部リーグ参戦へ向け出発。

「まずは自分らしくプレーして評価を得たい」

今シーズン、全日本男子バレーボールチームの主将を務めた柳田将洋が、ポーランドリーグに参戦するため、9月28日(金)にポーランドへと旅立った。

昨シーズンはドイツ・ブンデスリーガのビュールでプレー。ステップアップを望み、バレーボール熱が高く世界でもトップクラスのポーランド1部リーグ、ルビンからのオファーがかなった。「世界選手権での悔しい思いを忘れずに、来シーズン、大きくなった姿で帰ってきたい」と力強く語って日本を後にした。

サーブで数字を残したい

——ポーランドリーグのイメージを教えてください。また、そこでどのようにプレーしたいですか。
「自分のプレーがどう評価されるかは気になるところです。ドイツ以上に厳しく評価されると思うので、プロとしてそういうところも踏まえながら、それを力に変えて、まずは自分らしくプレーしたいと思っています」

——スタメンを取るために、どういうところを強化していきたいですか。
「この身長で戦うことになるので、守備面でいい評価を得なければいけないと思います」

——石川祐希選手は効果率の向上を目標に掲げてイタリアへ。柳田選手の具体的な目標を教えてください。
「自分の強み、弱みというのは自覚しているつもりです。世界のサーブに対してしっかりサーブレシーブを返していくことを課題とし、力を伸ばすことと、サーブでは数字を残したいです。状況に応じて強弱を使い分けるということもやっていきたいと思っています。あとは土台を引き上げていくというところだと思います。ステージが変わると力を発揮することが難しくなるので、コンディションをいい状態で維持するなどの準備であったり、コミュニケーションであったりを1シーズンでしっかり形にしたいです」

——ケガなくコートに立ち続けていますよね。気をつけていることがあれば教えてください。
「身体がそこまで強いほうではないので、痛みを感じたら、あまり無理をしないようにしています。追い込む時期は追い込みますが、コートに立ち続けるためにはよくない痛みを早めに察知してトレーナーさんに相談するなり、ケアをすることが大切です。それはポーランドでも同じで、コンディションの維持には気をつけていきたいと思っています」

——数字での目標は?
「スパイク決定率<得点/打数×100>と、効果率<(得点―失点)/打数×100>との差があまり出ないようにプレーしたいと思っています。決定率と効果率が40〜60%であまり差がなければいい状態だと思うので、そこを目指していきたいです。サーブも同じです。ビデオを見る、あるいは試合の最中や試合後に気づけることがたくさんあると思うので、数字を意識しながらも、自分の感覚を信じながらやっていきたいと思います」

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昨季の経験により荷物はコンパクトにした

——チームについてはどの程度わかっているのですか。
「どんな選手がいるかということくらいしかわかっていません。監督もブラジルのナショナルチームのコーチなので、まだチームに帯同していないと思います。監督がチームに合流したら監督の要望も出て来ると思うので、その時には対応したいと思っています」

——チームの中に一緒にプレーするのが楽しみな選手はいますか。
「ベルギーの代表選手です。世界選手権でも話をしました。改めて会っていろいろな話がしたいなと思いますし、ポーランドの各選手とも共に練習や試合をすることになると思うので、それも楽しみです」

——新天地での楽しみとは?
「チームが変わるとバレーのスタイルやシステムがまったく変わる可能性があるので、そういうものを吸収するのはすごく楽しみです。生活も一からつくることになります。例えばスーパーマーケットに何が置いてあるのかとか、どこにどんな店があるのかとか。そういうことを知るのもすごく楽しみです」

——背番号は決まっていますか。
「今のところ15番をつける予定です」

——海外リーグ参戦は2度目なので、準備もスムーズだったのでは?
「去年の経験を生かして、今年は荷物を吟味し、絞りたいと思っていました。向こうでいろいろ提供されるものもあります。そういうことも去年知ったので、それを踏まえて準備ができたと思います」

——ドイツでは途中で住まいを変えるということもありましたが…。
「そうですね。今回に関してもこちらから連絡してどんな感じなのか、ある程度は聞いていますが、自分の目で見ていないのでなんとも言えません。ただ、部屋については与えられたところでうまくやろうかなと思っています」

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ポーランド語は何も覚えていない

——ポーランド語は覚えましたか。
「正直、今のところ何も覚えていないので、それもポーランド人と話すきっかけになるのかなと思います。英語で『ポーランド語ではなんて言うの?』と聞いたりして、うまくコミュニケーションをとっていけたらいいなと思います」

——今シーズンは古賀太一郎選手(ザビエルチェ)が同じリーグにいますが、やはり心強いですか。
「昨年(の大竹壱青選手)に続き、今シーズンも海外のリーグに日本人がいて対戦できるというのは幸せです。古賀さんはポーランドのリーグに詳しいのでこれまでも教えてもらっていましたが、リーグ戦の会場で会ったら、いろいろ話したいと思います」

——ポーランドでのスケジュールは?
「月曜日(10月1日)にメディカルチェックを受けることが決まっているだけで、その他はまだです。体調を知ることから始めてほしいと言われています」

——最後に抱負をお願いします。
「少しでもいい姿で帰って来られるように、シーズンを通して頑張って来ます。ファンの皆さんにも希望を与えるプレーができたらいいなと思います」

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柳田選手が所属する『Cuprum Lubin』は現地時間10月12日20時30分より、ONICO Warsawとアウェイで開幕戦を迎える。

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