こんにちは! 豊田合成の川口です。
前回のレポートからちょっと時間が経ってしまいましたが、フィンランドで元気にしています。
今回は僕が所属している「SAVO VOLLEY」というチームを紹介したいと思います。
このチームはフィンランドの北部サヴォニアにあった「SAMPO VOLLEY」と「LEKA VOLLEY」という2チームが合併して、2018年に新規スタートを切ったチームです。ホームタウンはヘルシンキから北に400kmほどのクオピオという街。今年の9月に全日本がフィンランド代表チームと親善試合を行ったところです。クオピオの街の紹介は別の機会にさせていただきます。
「SAVO VOLLEY」には現役のフィンランド代表選手はいませんが、長年代表に選ばれていた選手や、現エストニア代表で2017年にフィンランドリーグのMVPに輝いたアウトサイドが所属していて、逆に2000年生まれの若い選手が3人もいます。選手数は全部で12名。リベロは僕だけです。Vリーグからみると少ないと思うでしょうけど、フィンランドリーグに参加する全9チームは、どこも12名前後でリーグを戦っていきます。

20日に、かつてトミー監督、古賀太一郎さんが所属していた「KOKKOLAN TIIKERIT」と練習試合をしました。この試合で3回目の練習試合でした。スターティングリベロとしてプレーをさせて頂いていますが、まだまだチームを統率する力やスキル面において改善できる所が沢山ある事に日々の練習や試合を通して気付かされています。それと同時に手応えを感じる物もあるのでそこは自信を持ってこれからも継続していきたいと思っています!

20日の練習試合はクオピオから車で2時間ほどの体育館で行われたのですが、移動はチームのワゴン車と選手個人の車に分乗でした。試合後にみんなで食事をするということでしたが、体育館の近くのレストランでビュッフェ形式の食事を取り、車ごとに勝手に帰路につきました。26日に迎える開幕戦は、ロヴァニエミという北極線上にある街で行われますが、25日にチームバスで7〜8時間かけて移動し、26日の18:30から試合をして、試合後にまたバスでクオピオまで帰るという予定になっています。おそらく到着は朝の5時近くに!! 27日はオフになると思いますが、28日に練習して、29日はホームで試合があります。
この様に日本とは少し違う試合のスケジュールではありますが、少しでも早く多くの試合をしたいという気持ちの方が強いので常に最高の準備をして一戦一戦大切に戦いと思います。

今、このフィンランドでバレーボールをすることにものすごい充実感を覚えています。このような機会を与え下さった豊田合成の皆様、ファンの皆様、応援して下さっている全ての皆様に感謝しながら、いよいよ始まるリーグに向かっていきます。
みなさん、応援よろしくお願いします!!!
