中国に遠征中の龍神NIPPONは、17日に浙江省嘉善において中国ナショナルチームと国際親善試合を行い、セットカウント0−3で敗れた。
日本0(20-25、17-25、18-25)3中国
【スターティングメンバー】
藤井直伸 石川祐希 山内晶大 西田有志 柳田将洋 李博 古賀太一郎
<第1セット>:西田有志選手のバックアタックの先取点からスタート。藤井直伸選手のサービスエースで3-1。お互いディフェンスで粘りを見せて好ラリーが続き、サイドアウトの取り合いが続くが、中国のブロックが決まり6-8でテクニカルタイムアウト。柳田将洋選手のサービスエースが豪快に決まり8-8。李博選手のサービスエースで12-9となり中国がタイムアウト。日本がイージーミスで失点、サービスエースを連続して取られ13-14でタイムアウト。日本が痛いコンビミスで14-16となりテクニカルタイムアウト。その後大事なところでスパイクのコンビミスが出て、決めきれず、連続失点で16-20となり終盤を迎える。ここで大竹壱青選手を投入し、柳田選手のサーブから相手スパイクミスが出て18-21。山内晶大選手のクイックが決まり20-23。勝負にいったサーブでミスし20-24。最後は相手のサーブで崩され失点し20-25で失セット。
<第2セット>:スタートは変わらず。柳田選手のサーブで崩し、李選手の切り返しのスパイクが決まり先取点。なかなか止められなかった中国オポジットを山内選手のブロックで止めて、3-1で中国がタイムアウト。その後お互いサイドアウトを取り8-6でテクニカルタイムアウト。中国チームがディフェンスでよく粘り切り返しをテンポよく決め9-10とする。また日本がサーブで崩されスパイクが決めきれず9-12でタイムアウト。日本にスパイクミスが出て10-14となり、藤井選手を関田誠大選手に代える。中国のクイックに手をこまねき12-16でテクニカルタイムアウト。動きの良い相手ミドルブロッカーに連続してブロックに阻まれ13-19。石川祐希選手が何とか決めきり15-20と終盤へ向かうが、中国のディフェンスに苦しめられ16-23と連続失点。17-24でセットポイントとなり、最後はサーブミスで失セット。

<第3セット>:石川選手、柳田選手を福澤達哉選手、浅野博亮選手に代える。序盤、ミスで連続失点となるが西田選手のスパイクで1-2。押され気味の展開となっているが西田選手が何とか切って、3-5。中国に切り返しを面白いように決められ5-8でテクニカルタイムアウト。日本がイージーミス、コンビミスが続き7-11と連続失点。西田選手が思い切りの良いサーブでエースを取り9-11。12-16でテクニカルタイムアウト。西田選手がブロックを決め14-16。西田選手のサービスエースで17-19となる。終盤、大竹選手、関田選手を入れる2枚替え。サービスエースを取られ17-21となりタイムアウト。タイム後も連続してサーブを決められ17-22。18-24でマッチポイント。最後も切り返しを決められ18-25で失セット。
中国が攻守にわたり日本を上回り、課題の残る試合となった。
<第4セット(エキストラマッチ)>
石川、李、西田、柳田、伏見、藤井、古賀
日本 25−15 中国
〈以上、JVAのレポートを引用〉
写真は全てネーションズリーグの中国戦より