早稲田大、2季連続優勝!

12、13日、黒鷲旗全日本選抜大会に早稲田、筑波、中央が出場し、2週間ぶりの開催となった関東男子1部リーグ戦。全勝の早稲田大を1敗で追っていた筑波大が敗れたため、5月19日(土)の最終日を待たずに早稲田の優勝が決まった。また、主力のケガで苦しんだ東京学芸大と、1年生主体で臨んだ日本大の入替戦出場も決まった。

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早稲田大は試合後に4年生ミーティングをしながらもぐもぐタイム。この後、筑波大が敗れたため、2季連続の優勝が決まった。

 

関東男子1部春季リーグ10日目結果

順天堂325-23.25-18.25-230東京学芸

明治大325-22.25-14.25-140日本大

国士舘322-25.25-19.25-20.25-151慶應義塾

早稲田325-19.25-19.20-25.25-221日体大

東海大325-21.25-22.25-220駒澤大

中央大325-21.25-20.32-300筑波大

 

8日目終了時点順位

1位 早稲田 10勝
2位 筑波大 8勝2敗
3位 中央大 8勝2敗
4位 日体大 7勝3敗
5位 順天堂 6勝4敗
6位 東海大 5勝5敗
7位 明治大 4勝6敗
8位 慶應義塾 4勝6敗
9位 国士舘 3勝7敗
10位 駒澤大 3勝7敗
11位 日本大 1勝9敗
12位 東京学芸 1勝9敗

※勝敗が同じ場合はセット率、それも同じの場合は得点率による。

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最終日は5月19日に日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館にて行われます。

 

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12日の日体大戦に勝利したあと、「初戦の順天堂に負けたことがいいモチベーションになっている。『あの負けを忘れるな!』と常に選手同士で言い合いながら、ここまで来た。中央大にも勝って、最終日の早稲田戦に臨みたい」と語っていた樋口だったが…。

【5月13日(日)/筑波大対中央大】

筑波大には全日本初選出のアウトサイド小澤宙輝(3年)、中央大には都築仁(2年)がいる。2人の打ち合いに加え、大学一のミドルブロッカー樋口裕希(4年)対都築のハイレベルな駆け引きにも注目が集まった。

1敗を守って、最終日の早稲田戦につなげたい筑波大だったが、黒鷲旗をきっかけに開眼した中央大は、武器である攻撃的なジャンプサーブで相手の守りを崩し、優位にゲームを進めた。都築が逸材ぶりを発揮する一方、小澤にいつものキレが見られず、1、2セットは中央大が先取した。

筑波大が意地を見せたのは第3セット終盤。樋口がブロックを決めると、マッチポイントを握られながらも集中力を発揮し、デュースに持ち込んだ。30点を超える攻防は、客席から「もう1セット見たかった」という声が聞こえてくるほど見応えがあったが、攻守に存在感を発揮する富田将馬(3年)がチームを引っ張り、最後まで全員で攻め切った中央大がストレートで筑波大を下した。

2敗を守った中央大は、最終戦の結果次第では2位に浮上する可能性が出てきた。

 

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高いポテンシャルを持ち、高校時代は「石川二世」と言われながら、その能力を発揮できずにいた都築だが、今週の2戦ではその大器ぶりを発揮。これをきっかけとできるか。

「勝ちにこだわりながらも選手の育成をしっかりやる」

中央大 豊田昇平新監督

▶黒鷲旗を経てチームが進化したような気がしますが、どのように感じていますか。

石川(祐希)、大竹(壱青)、武智(洸史)、平田(亮介)、山下(紘右)と、5人の4年生が抜けて、私が言うまでもなく新4年生から「今年はスター選手がいないので総合力で勝負する」という話が出ました。コートに立てる4年生が谷口(渉)、柳田(貴洋)しかいないので、(その他の4年生が)下級生をサポートするという、いわば自己犠牲という形でずっとやってきました。そういう上級生の意思がリーグ戦を通して下級生にも伝わっています。(チームがいい状態になってきたのは)4年生がいい環境を作ってくれていることが大きいと思います。

▶黒鷲旗の前は大事な場面で谷口選手を頼る場面が多かったように思いますが、黒鷲旗後は富田選手をはじめ3年生、2年生が自信をもってプレーをしているように感じます。

確かに4年生でゲームキャプテンの谷口を頼っていました。僕自身も彼を信頼していますが、ここに来て意図的に「富田や都築にボールを集めよう」という話をし、いい形で結果が出たのが今週の2戦だったと思います。

▶都築選手に頼もしさを感じましたが、何か指導をされたのですか。

今年、(全日本)シニアに登録されていますが、日本バレー界は、あの体つき(194cm)でアウトサイドの選手を望んでいると思います。大学の4年間をうまく使って育てていかなければいけません。もちろん結果を出すことも大事ですが、その中でいかに育てるかを念頭に置いているので、気づいたことは言葉にして伝えています。

▶例えばどのようなことですか。

僕は都築と同じ星城高の出身なので、ずっと彼を見てきました。コミュニケーションを取ったり、(喜びや悔しさを)言葉や体で表現したりする時に、自分の中でうまく消化しきれていないと感じていて、今もそういうところが見受けられるので、中野(竜/2年)や鍬田(憲伸/1年)などいい選手がいる中で、(都築自身が)ふがいないという気持ちをもっていると思います。内に秘めている思いを少しずつでも外に出せるようになってほしいので、そういうことを伝えています。

▶イタリア留学も役に立ったのでは?

そう思います。柳田が「自分から声をかけないと孤立してしまう、置き去りにされてしまう」と言っていましたが、自分から積極的に会話をすることにより、人とのコミュニケーションがようやく成立する環境の中で、都築もカタコトの英語とカタコトのイタリア語で苦労したのではないでしょうか。

▶今週のようなプレーができればチームメイトの信頼も厚くなるのでは?

そうですね。富田が柳田とともにディフェンスをして、最終的にトスが上がって来るポジションにいますので、都築の出来がチームの勝敗を左右します。そういうことを本人にも感じてほしいですし、1つでも2つでも壁を突破してくれることを期待しています。

▶チームの調子が上がって来ました。新監督として、これからどのような目標をもって進んでいきますか。

当初とブレることなく「総合力」をテーマに、誰が出ても勝てるチームづくりを目指していきます。そういう意味では黒鷲旗の2戦目(対堺)、3戦目(対大分三好)に1、2年生を出して、「チームとしての約束事を守りながらも、その中でしっかり個を出す、自分のパフォーマンスをする」という、ねらいどおりのプレーができたので、あの2戦は僕の中でもプラスになっています。昨日(対明治)、セッターの山岸(隼/1年)を使いましたが、黒鷲旗で2戦ともスタートで使ったことで自分の中で踏ん切りがつきました。(黒鷲旗で)思いきって若手を使ったことが、ここに来て生きてきていると思います。

▶将来性のある選手が揃っているので、これからが楽しみです。

練習の中でできるプレーは試合でもできる。練習の中で出るミスは試合でも出るので、選手には「準備8割、本番2割」と話しています。試合でプラスアルファの部分は望んでいないので、練習をしっかりやって、それを試合で出していくということですね。A×B戦をするとBが勝つので、1、2年生の試合に出たいという気持ちがAチームの背中を押して、チームの勢いにつながっていると思います。

 

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コートに立てない上級生のサポートも得て、チームとしての力がアップしてきた。

 

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