鍬田憲伸が強心臓ぶりを発揮!

春季リーグ戦は各大学の新戦力がおもしろい。地道に力をつけてスタメンをつかんだ上級生もいれば、インターハイや春高で活躍した期待の新入生もいる。その姿は喜びに満ちていて、観ている人をもうれしい気持ちにさせてくれる。

その1人、中央大の鍬田憲伸(中央大1年)は、初日からリリーフサーバーとして度々起用されていた。2日目の駒澤大戦でも大事な場面に登場。2セット先取で迎えた第4セット終盤の勝負どころでは春高MVPの貫禄を見せた。豪快なジャンプサーブを打ち込み、相手のレセプションを乱しサービスエースを奪うと、次の1本は鮮やかにノータッチエースを決めた。新入生の活躍に、コート上の先輩たちが燃えないはずがない。結局鍬田は、全6本のサーブをミスなく打ち込み、5連続得点に大きく貢献した。

勝利を引き寄せた鍬田は「(大事な場面だったが)春高での経験を生かして平常心でプレーができた」とほっとした表情を見せた。主将の柳田貴洋(中央大4年)は鍬田の肩をポンとたたいて祝福。言葉は発さなかったが思いは届いたようで、鍬田は笑顔で応えていた。

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新1年生、続々デビュー!

関東男子1部リーグ戦第2日結果

 

日体大3(24-26.25-21.25-20.25-17)1東京学芸

 

波大3(25-23.26-24.25-19)0慶應義塾

 

早稲田3(25-19.25-21.25-18)0順天堂

 

明治大3(17-25.25-22.25-17.25-23)1国士舘

 

東海大3(25-19.25-23.25-20)0日本大

 

中央大3(22-25.25-16.25-20.25-21)1駒澤大

 

第1週で多くの1年生が大学デビューを飾った。

 

スターティングメンバーに名を連ねたのは、明治大学の三輪大将、松本大翔、慶應義塾大学の小出捺暉、順天堂大学の高橋和幸、日本大学の関根ヒカル、髙橋塁。この他、リリーフサーバーやワンポイントブロッカーなどでコートに立った選手が何人もいた。

 

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明治大学・三輪大将㉑(高川学園高校卒)
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明治大学・松本大翔㉓(埼玉栄高校卒)
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慶應義塾大学・小出捺暉㉓(駿台学園高校卒)
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順天堂大学・高橋和幸㉛(駿台学園高校卒)
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日本大学・関根ヒカル㊹(埼玉栄高校卒)
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日本大学・髙橋塁㊶(東山高校卒)

 

わずかな出番で存在感を示したのは、中央大の鍬田憲伸だ。第2戦となった駒沢大戦の第4セット、リーリーフサーバーとして登場すると2本連続でサービスエース。その後も強気なサーブを入れ続け、中央大は5連続得点。コートもベンチも観客席も大いに盛り上がった。

 

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中央大学・鍬田憲伸㉓(鎮西高校卒)
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日本大学・水島健㊵(北陸高校卒)
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日本大学・下田正明㊺(富山第一高校卒)
20180408_11
東海大学・米村恒輝㉛(東海大学札幌高校卒)
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駒澤大学・丸山正和㉝(日本航空高校卒)

 

次週は4月14〜15日に小田原アリーナにて行われます。

 

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