さくらバレー2018 全国私学高等学校バレーボール選手権大会は24日、準々決勝、準決勝、決勝が行われた。
男子のベスト8は洛南(京都)、東山(京都)、常翔学園(大阪)、星城(愛知)、愛工大名電(愛知)、駿台学園(東京)、清風(大阪)、東海大札幌(北海道)。
このうち準決勝に勝ち上がったのは、洛南、常翔学園、駿台学園、東海大札幌。
そして、決勝は昨年と同じ顔合わせとなった洛南vs駿台学園。
2年生主体で春高準優勝に輝いた洛南が優位とみられたが、いいスタートを切ったのは駿台学園だった。強気のサーブと粘り強い守備でリズムに乗ると、25-17で一気にこのセットを取った。
しかし、自力に勝る洛南もそのまま引き下がりはしなかった。春高で優秀選手賞に選出された大塚、垂水の高さのある攻撃を軸に徐々に流れを取り戻し、最後はやや苦しんだものの、第2セットを25-23で取り返すと、第3セットもその流れを維持して常にリードした展開でゲームを支配していった。
駿台学園もリベロ・高橋の驚異的なディグなどで追いすがったが、最後は洛南の緩やかなサーブが駿台学園コートのエンドラインにわずかに乗ってゲームセット。2年連続4回目の優勝を決めた。
春高の決勝後に、優勝した鎮西高校(熊本)の畑野監督から「来年はきっと君たちが優勝できるから、頑張れ!」と声をかけられた洛南高校の新チームが、その力を発揮して優勝に輝いた。
優秀選手は以下の通り
・大塚達宣(洛南高校)
・垂水優芽(洛南高校)
・山本 龍(洛南高校)
・古坂 竜(駿台学園高校)
・工藤泰我(東海大札幌高校)表彰式欠席
・亀山拓巳(常勝学園高校)表彰式欠席